ベルリン・コロナ助成金覚書き

3月27日金曜日から、ベルリンで、フリーランス&小規模ビジネス向けの助成金(補助金?)受付が始まった。 ベルリン投資銀行(IBB)が窓口になり、ベルリン特別市と国の助成を行う。 「住所、氏名、(あれば)会社名、身分証明書番号、納税個人ID、銀行口座情報をオンラインで入力するだけ。受付後、3営業日以内に5,000から20,000ユーロ振り込みます。3月27日12時受付開始。アクセスが殺到するとサーバに負荷がかかりすぎるので、バーチャル順番待ちシステムを使います」 このお知らせを見た多くのベルリン人が不安に感じた通り、初日はかなりのカオスになった。(ベルリンは、プログラマーなどが多い街ではあるが、インターネットは前時代的だし、手続きは、なんでも「封書」「郵送」がお約束なのだ) 「繋がらない」のは想定通り。 「フォームを全部書き終えて、保存を押しても”あなたの情報を保存しています”のメッセージとクルクルが一時間以上続く」「終了メッセージが出ない」は、まだなんとか受け入れられるとしても、「納税番号などの個人情報が全て記載された”受付終了メール”が赤の他人のところに送られてしまう」という、かなり大きな問題が出てきたところで、初日の受付終了。 翌日のベルリン投資銀行公式SNSによると、DOS攻撃を受けていたとのこと。それに対する申込者からの返信も多数書き込まれていた。印象的だったのは、非常にお行儀の良い書き込みが多かったこと。「あなたがたの献身的な仕事には感謝しています」で始まり、自分が経験したトラブルの説明があり、最後は「ありがとう」で締められているものが多かった。 金曜日の時点では、「ベルリン特別市から5,000ユーロ。足りない場合は、フリーランス及び5人以下の会社は、追加で国から9,000ユーロ、10人以下の会社は15,000ユーロまで申し込めます。ただし国の資金の用途は、家賃、リース”など”の運営費に限定されます」 と書かれており、5,000ユーロの利用用途はどこにも書かれていなかった。利用者が公式ツイッターに「5,000ユーロの用途はなんですか?」と質問して初めて、「フリーランスの給与相当」に使えるということがわかり、公式サイトのFAQにも記載される、という現在進行形。 4月5日現在、151,000人の人が、13億ユーロを受け取った。 https://www.ibb.de/de/startseite/startseite.html (ベルリン投資銀行公式サイト) ベルリン拠点のフリーランス・小規模自営で、ドイツの税金IDと銀行口座があり、「コロナが原因で売り上げが減少」していれば、申し込み可能。最初、外国人でも申請できることに驚いたが、国籍を書く欄すら無かった。 ドイツは連邦制なので、州ごとのプログラムは、大きく異なる。上記はあくまでも「ベルリン特別市」の例。 ベルリン在住者向けの助成金は、4月1日で一旦申し込み受付がストップし、4月6日から再開予定だが、ベルリン特別市の「5000ユーロ」助成は終了し、6日以降は、国の9,000/15,000ユーロまでの助成のみ申し込みができる。 3月中の申し込みの場合、ベルリン市の5000ユーロ申し込みは必須で、それに必要な場合は国の助成金を組み合わせる形だった。市の5000ユーロ助成金と生活保護プログラムの併用は出来なかったが、4月以降の申し込みの場合、国の9000ユーロの助成金と、生活保護プログラムを組み合わせることが可能になる予定。 フリーランス、小規模ビジネス向け無利子、低利子の融資の受付は、申し込みが殺到したため、4月5日現在停止中。5月1日から再開予定。 2020年分の申告で、使用用途の確認が行われる予定。用途の制限は、州により異なるようなので、会計士・税理士さんに確認を! ベルリンでは、3月22日からロックダウンに近い規制が敷かれており、多くの自営業者、フリーランサーの収入が断たれている。

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