頑張らないマラソン大会

5年生の娘は今日、マラソン大会でした。
マラソン大会…
昭和な私には、寒くて辛い河川敷を毎朝走らされた、辛くて暗い思い出しかありません。

「ママ、うちのクラスの子は、4人でないの。その子達は学校でお勉強なんだよ〜私たちはマラソン!」
あれ、“辛くて暗い”はずなのに、楽しそう。
「ママ、競争じゃないから、自分のペースで走りなさいって先生が言ってた。」
「ママ、何周走るかは自分で決めていいの。私何周走ろっかな〜」
「どのくらい早く走ったらいいと思う?」
「ん〜あまり最初から飛ばすと疲れるから、ゆったり走ったら?」
「先生もそう言ってた。頑張りすぎたらダメだって」

あれ?
さすが自由都市ベルリン・・・。
「辛くて暗い」とはかなりイメージが異なります。

  • スタート地点はブランデンブルグ門
  • 門の目の前に広がる広大な緑地、ティアガーデンの中を走る大通りはマラソン大会のために通行止め
  •  一周3キロのコース
  •  ベルリン中の小中学校から出場面白そう。
    近くまで行く用事もあったので始まりだけ見に行ってきました。


マラソン大会の場所はここの中。
そういえば・・・・タクシーやバスで通りかかったことはあっても、この門の目の前に立つのは初めてです。

門の内側には、ステージが設けられ、子供達に人気の音楽がガンガン流れています。娘によるとyoutubeスターもきていたとか・・・。

中に入ると、すごい数の子供達。
道の両脇には、各学校の名前が書かれたテント、露店、水配布所、救急車などが並びます。
この日の気温は30度近く、ベルリン的にはかなり暑い印象。
なかなか始まりません。
結構小さな子供もいて、迷子にならないか心配になるほどカオスです。
子供たちは、踊ったり歌ったり、ジュースやクレープを買って食べたり、マラソン大会と言うよりお祭りの雰囲気です。

なんだかよくわからないうちに走り始めたので、露店でリンゴジュースを買ってとりあえず娘が通りかかるのを待つことにしました。

私の前を、たくさんの子供達が走り過ぎて行く・・・・というか、走ってないし。
あれ。 マラソン大会? のはずなのですが、 走っている子は全体の半分くらい。
真剣に走っている子の隣には、音楽を聴きながらほとんど踊ってる子、友達とのんびり歩いてる子、親に励まされて頑張る子。 肌の色も様々。 スカーフに長袖のムスリマの子も居ました。

私は一周だけ見届けて帰宅したのですが、午後、帰って来た娘の腕には4個のスタンプがありました。

なんと、「自由に走って良い」マラソンなのに12キロも走ったそうです。
「すごいね!ママ12キロも走れないわ!」と言うと、
「もちろん、12キロずっと走っていた訳じゃないよ〜歩いたり走ったりして4周した。途中でクレープも食べたよ。youtubeスターの***も走ってたんだよ〜私たちきゃーってなっちゃった!!すごい人なんだよ〜」
「youtubeスター?わざわざ来てたの?」「違うの彼は6年生なの!」

「最初、私はどんどん走りたかったんだけれど、**ちゃんと一緒に走ることになっててね。それで**ちゃんが迷子の子を見つけちゃって、その子のお友達をずっと探していたから出遅れちゃった」

・・・・・
子供時代にこんなマラソン大会があったら出たかったかも。

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