ピアノの旅2/インベンション4番

この、マラケシュフォトダイアリーは、(ブログの)引越しを重ねるたびに画像が無くなってしまったり、記事が飛んでしまったりでちゃんとした形では残っていないのですが、ブログを始めたのは確か2003年頃だった気がします。

長女が生まれたのは2006年、当時は育児ブログ化していました・・・。赤ちゃんだった娘もあっという間に9歳。
身長は130センチを越え、いろいろとおしゃまな事を言う様になってきました。
さて、彼女が今一番はまっている事はピアノです。
習い始めてそろそろ2年目になろうとしますが、最近はソナチネ、インベンション、ブルグミュラーを弾いています。

良い趣味、特技ができてよかったなあと思います。

というのは、ハーフ(ダブル?)の娘は日本ではどう見ても外国人、モロッコではアジア人として扱われ、大げさに言うと、アイデンティティーをどこにおけば良いのか迷っている様なところがあり、10代をどんな風に過ごすのだろうと少し心配していたのですが、最近は「私はピアノが弾ける人」という自信がついてきた様子です。(というほどの腕ではありませんが、自分でどう感じているか、という面で)

最初は、楽譜通りに音を追えるだけで満足だった娘ですが、五月にベルリンの小宮尚子先生のレッスンを受けてから、欲が出てきた様でどうしてもまたレッスンに伺いたいというので、マラケシュから日本への里帰りの前後にベルリンに立ち寄り、レッスンを受けてきました。

「インベンション4番」

レッスンを受ける前(一部)

レッスン風景

「音を味わいながら弾くとはどういうことか?」

音を味わって弾く/ フレージング

大きな塊で味わって弾く

悲しい曲の最初の音の出し方。

暖かい音の出し方。

聴衆の事を考えた演奏。

音楽の目的地はどこか考えながら弾く

弾く前に曲をイメージして少し時間を置いてから弾く事などを教えていただきました。

レッスン後(一部)

(動画を処理したらオドロオドロしくなってしまいましたが・・・音の変化がわかります)

バッハは私が大好きで、娘がインベンションを練習し始めてとても嬉しいのですが、本人は最初は「ママ、渋いね」と言っていまいち興味がわかない様子でした。コンスタンチン・リフシッツのゴルドベルグ変奏曲のコンサートにも連れて行ったのですが、「ママ、ママはこの曲好きなの?私は最後のアリアが出てきた時嬉しかったわ〜」(美しい曲だから、というよりはやっと終わるから)

という感想だったのが、先生のレッスンを受けたり、バッハの街、ライプチヒを旅したり、ザルツブルグでパイプオルガンを弾く機会があったり、ベルリンの楽器博物館を訪れたりしたことで、「バッハ好き」という様になりました。

ベルリンでレッスンを受ける様になってから、娘のピアノに対する姿勢が変わりました。以前は、楽譜を攻略するゲームの様に弾いていたのが、最近は、音楽的に味わいながら練習する様になり、毎日の練習を聞かされる私としても嬉しい限りです。
ちなみに私もインベンション1を練習し始めたのですが・・・・・

片手ずつであればそれほど難しく感じないのに、両手で弾こうと思うと脳の劣化を感じます。

娘は、1、4、8、13番を終え、今10番を練習中。

・・・・インベンションに関しては、子供の方が練習時間が取れるから、毎日練習するからというだけではなく、やはり頭の問題だなあと感じます。

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