ピアノの調整

うちのピアノは、AUGUST FÖRSTERと言うドイツのメーカーの、80年くらい前に製造された、マホガニーのピアノです。オーガスト・フォルスターのピアノは、今でもオールハンドメイドで作られており、新品は高いのですが、我が家のピアノは古いので、かなりお手頃価格でした。購入した時に気に入った理由は、柔らかく暖かみのある音と、使われている木が非常に美しく上質であった事です。日本で一般的なYAMAHA的な音とはかなり異なるのですが、趣味のピアノですから、できるだけ、自分の好みにあった音のものを選びたいと思いました。が、ものすごく古いので中身はボロボロ・・・少しずつ手を入れる必要があります。

150412019

モロッコでは、プレイエルやガボーと言った、フランスの有名メーカーの古いピアノが結構出回っています。鍵盤は象牙、しっかりとした木が使われており、うっとりする様な装飾が施されているグランドピアノでも、古いものだとかなりこなれた価格なので、グランドが置けるお家に住む事があれば、古いフランスのピアノを買って、中身は全部新しくしてリビルドしても素敵だなあと思います。日本に送る事を考えると、ヨーロッパからモロッコへは送料も安いので、ヨーロッパでリビルドされたものを輸入するという手もありますね。

さて、我が家のピアノの話に戻ります。
前回調律した時に、フェルトなどの消耗品を一部変えると、音がとても良くなると思う。と言う話をされていたので、今回は調律と、調整をお願いする事にしました。

ここはモロッコなので、何をどうするのか、と言う細かい説明はほぼありません・・・。
(ちなみに、事前の説明が無いのは病院なども同じです)

150412008

中。
前回の調律時に、お掃除したはずなのに、埃だらけです。

150412018
ピアノの中から、古い紙ヤスリが出てきました。
昔々どこかで調律した時に使われたものでしょう。

150412012

中も美しいですね。

150412010

150412013

150412015

第二次世界大戦前に作られたピアノ。
ピアノは、古いから価値があるという楽器ではない様ですが、それでも、昔の人が丁寧に作り、今まで様々な環境を生き延びて来た楽器ですから、大切にしたいなあと思います。

150412006

鍵盤の下の丸いもの?を交換していました。

150412003

人の目に触れない部分も、きれいに作られています。80歳とは思えないきれいさ。

150412004

鍵盤ってこんな風になっているのですね。木材のカーブが、ハンドメイド好き心をそそります。

150412001
ピアノが現代の様な形になったのは19世紀?
コンピューターも何も無かった時代に精密な楽器が手作業で作られていた事、それが現代にも伝えられている事はとても素敵な事だなあと思いました。

150412007

さて、気になる結果ですが…

以前に比べ、凄く鳴る様に(音が大きく響く様に)なりました。
いいことなのだと思いますが、私の下手なモーツアルトK545第二楽章の左手のドソミソが、調整前は良い感じに伴奏的に聞こえていたのが、凄く主張する様になってしまいました・・・。
また、もともと軽過ぎて滑っていた鍵盤が重くなりました。
それに伴い、K545第一楽章の音階、弾けていたつもりなのが実は弾けていなかった(特に左手)と言う事が判明・・・。

それから・・・調整した日は無かったのですが翌日になって止音不良を発見。
今回、色々触ったので、何日かすると音が狂うと思うのでまた数週間後に来ますとおっしゃっていたのですが、止音不良って、予定されていた不調の一部に入るのでしょうか・・・?
モロッコでお願いできる中では、おそらく一番良い調律士さんなのですが、それでも適当なところもあり、心配です。

調整中のピアノのお隣はYAMAHAのクラビノーバ。
生ピアノを買った時に手放そうかなと思っていたのですが、うちのピアノには、「鍵盤が浅い」と言う重大な欠陥があり、たまにクラビノーバで練習しないと、よそのピアノを弾いた時に指が引っかかってしまいます…。なので、時々弾いています。

モロッコ雑貨&インテリア ディアモロッコ

ディアモロッコ/アマゾン(バブーシュのみ)

彩りの街をめぐる旅 モロッコへ Morocco Guide Book (旅のヒントBOOK) 単行本(ソフトカバー) 

モロッコのバラ色の街 マラケシュへ (旅のヒントBOOK) 単行本(ソフトカバー)

コメントを残す

Required fields are marked *.