モロッコの伝統4 家に招かれる

モロッコでは、お客さんを自宅に招待することが一般的です。(お酒が入る場合は外で接待します)女性客の場合も、男性客の場合もかなりしっかり準備します。

食事に呼ぶ場合は前菜5種類くらい→丸焼き系→肉をたっぷり使った煮込み料理→果物、しばらくしてからお茶と一緒に最低2、3種類のスイーツ。男性客の場合は、お茶は外に出かけることが多く、省略されることもありますが念のため用意します。女性客の場合は、お茶も含め4、5時間見ます。

お茶に呼ぶ場合でも、3、4種類のスイーツとお茶、コーヒーを用意します。

全て手作りが一般的。

モロッコ人の家に3時頃お茶に呼ばれた場合、まずお茶とお茶菓子がずらっと供されしばらく歓談。5時頃にまた新しいお菓子やキッシュなどが供され6時過ぎにお開き。

「お茶」に呼び合うのは女性と子供達と言うのが一般的で、夫と一緒に招待される場合は必ず食事です。

夕食に招待された場合は、女性客の場合はあまり遅くに来てもらうのはマナー違反なので、7時、8時頃家に来るように言われますが、夕食が始まるのは10時頃。夏場や遅い場合は11時ということも・・・・。
食事が終わったら、お開きです。

マラケシュなどの都市部でお茶に伺う、来てもらう場合はあまり気にしなくて大丈夫ですが、

田舎では女性だけの食事やお茶に招かれた場合も序列はしっかり守られます。既婚>未婚、子持ち(男子)>子持ち(女子)、子持ち>子供がいない、年上>年下。末広がりな人(男孫もひ孫もたくさん)の方が上というイメージです。

(都市部では、子供は2人程度で良いという人も増えているので、価値観が違う)女性のパーティーに呼ばれることがあれば、集団の中でお菓子に手を伸ばす順番や誰がお茶を入れるか、などを観察すると興味深いです。

 

モロッコ人は大家族で生活している人が多く、おばあさん、おじいさんの代と同居している人がほとんど。お家に招かれた場合はたとえ外国人であっても、保守的な服装で伺う方が良いです。

男性の場合、足首まで隠れるズボン、上は肩がでないもの。できればカチッとしたもの。

女性の場合、長い髪はまとめる。体の線が出ない、ゆったりとした服。できれば長袖。スカートの場合はロング。パンツの場合は腰のラインがはっきり出ない様に上に何か羽織る。アクセサリーはたくさん付けてOK。体の線さえ出さなければオシャレしていった方が良い。お化粧はきちんとする。(ただしラマダン中は化粧をしないか、ナチュラルメイクで)

一般家庭の場合は夏の足元はサンダルで問題ありません。カーペットの上だけ靴を脱ぐ家も多いので、靴は脱ぎ着しやすいものがベター。

<お土産>

呼ばれた時は、一回目や久しぶりの時はもちろん手土産持参で伺いますが、二回目以降は親しさの度合いによって。日本と同様、遠い関係であればあるほど手土産が必要になります。

モロッコ人のお宅に呼ばれた時は、どんなお家なのかをよく考えて手土産を選びます。モロッコは貧富の差が激しいので、豊かなお家の場合、海外留学経験がある人も多く、ヨーロッパ的なノンアルコールのスイーツや有名ブランドの香水、化粧品なども喜ばれます。(化粧品の場合、メイクはかなりしっかりするので派手目の色)

日本風のものは、難しいことが多いので、相手の方が特に日本が好きという場合以外は避けた方が良いかもしれません。また、「日本好き」にも、いわゆる和風の昔風の日本が好きな人と、アニメ好きでは好まれるものがかなり異なりますので事前のリサーチを。

相手が貧しい場合は、絶対に役にたつもの、牛肉二キロとか、サラダオイル数リットル、お茶用の砂糖を数キロをお土産に持参したこともあります。

ただ、このあたりのお土産は外国人には判断が難しいので、相手のことをよく知った上で検討した方が良いと思います。

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